🧩 生活保護申請者によくあるお困りごとと、行政書士がいるメリット(10項目)
① 収入がなく生活できない
病気やけが、解雇などで仕事を失い、家賃や食費が払えず、生活が立ち行かない。
「今日食べるお金がない」という相談も珍しくありません。
💼 行政書士ができること
緊急小口資金や一時的な支援制度なども含めて案内し、最善のルートを提案
収入・支出の整理を手伝い、申請書に正確に反映
役所への説明を代弁・補足して、早期決定をサポート
②病気で働けない・医療費が払えない
病気や障がいで働けず、病院にも行けない。治療を受けられず悪化しているケースもあります。
💼 行政書士ができること
医療扶助の申請内容をわかりやすく整理
病状や通院歴を申請書に適切に反映
医療機関との連携(診断書の取得など)をサポート
③ 住む場所がない(家を失った)
家賃を払えず退去、ネットカフェや友人宅を転々とするなど、住所がない状態。
住所がないと「申請できない」と言われがちです。
💼 行政書士ができること
住所不定でも申請できる法的根拠を示し、窓口での拒否を防止
仮の連絡先・宿泊場所を確保する手続き支援
一時保護やシェルター利用の相談もサポート
④ 役所でうまく説明できない・緊張してしまう
職員の言葉が難しかったり、何を話せばよいか分からず沈黙してしまう。
その結果、「意欲がない」と誤解されることも。
💼 行政書士ができること
申請理由を事前に一緒に整理してくれる
同行して職員とのやりとりをサポート
法的な立場から「申請する権利」をしっかり主張
⑤ 家族や知人に頼れない
「家族が支援できるでしょ?」と言われても、実際には絶縁状態やDV被害などで援助が受けられない。
💼 行政書士ができること
家族関係の事情を客観的に説明・記録
必要に応じて、親族への扶養照会に対して適切に意見を添える
個人情報保護の観点から、無理な連絡を避けるよう助言
⑥ 通帳・身分証・書類がない
通帳をなくしたり、DVや家出などで身分証を持っていない。「書類がないから申請できない」と諦めてしまう人もいます。
💼 行政書士ができること
身分証再発行や通帳再発行の手続きをサポート
書類がそろわない場合の代替方法(申述書など)を提案
役所との交渉を代わりに行い、柔軟な対応を引き出す
⑦ 担当者に冷たくされた・申請を断られた
「あなたはまだ働けるからダメ」「持ち家があるから無理」など、誤った説明で申請書を渡してもらえないことがあります。
💼 行政書士ができること
申請権の保障を法的に説明し、申請書の交付を求める
申請拒否や不当な扱いを文書で記録し、後の不服申立てに備える
本人に代わって、冷静に法的根拠をもとに交渉
⑧ 精神的に不安が強く、一人で手続きできない
うつ病や統合失調症などで外出・会話が難しい。説明中に混乱してしまう人もいます。
💼 行政書士ができること
同行して安心感を与える
内容をやさしくかみくだいて説明
職員との会話内容を記録し、誤解を防止
⑨ 借金や滞納があり、どうすればいいかわからない
クレジットや家賃、光熱費の滞納があり、どこから手をつければいいか分からない。
💼 行政書士ができること
家計整理を一緒に行い、申請に必要な支出・債務を整理
生活保護と債務整理の関係をわかりやすく説明
弁護士・司法書士など他の専門職と連携して支援
⑩ 周囲の目が気になって申請をためらっている
「生活保護を受けたら恥ずかしい」「家族や近所に知られたくない」など、心理的な抵抗が大きいケース。
💼 行政書士ができること
個人情報保護のルールを説明し、安心感を提供
プライバシーを守りながら申請を進める方法を提案
社会的な偏見をやわらげる支援・説明を行う
🌈 まとめ
生活保護の申請における行政書士の役割は、単に書類を作るだけでなく、
「制度を正しく使えるように橋渡しをすること」です。
困っている人の中には、
💧 書類がわからない
💧 話すのが苦手
💧 精神的に不安
という理由で申請を諦めてしまう方もいます。
行政書士が同行することで、
✅ 申請がスムーズに進み
✅ 誤解や不当な拒否を防ぎ
✅ 本人が安心して支援を受けられる
――という大きな安心を届けることができます。